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2015.10.31

スタッフブログ

は~~ろ・い~~ん!!

は~~ろ・い~~ん!!

こんにちわ。

トシに似合わずテンション高めの、

事務所スタッフ・加藤です。

タイトルは、マンガ「BUSTARD!!」の主人公、

ダーク・シュナイダーのイメージで読んでください。

相変わらず、伝わりにくくてごめんなさい。

さて、10/31(土)はハロウィン。

ここ数年で、日本にも定着してきた感がありますが、

どうも日本では、「コスプレパーティー」の側面が強く、

欧米でのそれとは趣が異なるように感じます。

某歌番組で、「ハロウィン特集」ということで、

出演者全員がコスプレで登場していましたが、

見た限り、「秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す、

宗教的な意味合いのある行事」という意味合いは

全く無視されているように感じます。

個人的には、「スーパーでかぼちゃが売れる行事が、

冬至以外にできた」というニュアンスで受け取っていますが、

おかげさまで今日現在、共感者ゼロです。

でもいいんです。まけないから。

そんなこんなで、今日の一曲。
月間企画「ハロウィンに似合う曲特集」の最後に
紹介するのはこの曲です。

この人たち、もはや存在自体がハロウィンと言ってもいいと思います。
BUCK-TICK、2010年のアルバム「RAZZLE DAZZLE」より、
「Django!!! -眩惑のジャンゴ- 」。

日本には「ビジュアル系」という、今や海外にも打って出ていくような
極めて特殊なジャンルがありますが、
Buck-Tickは、その元祖だと思います。
1987年のメジャーデビュー以来、一度もメンバーチェンジをせず、
活動休止期間もほとんどないままに続けており、
日本有数の「息の長いバンド」となっております。

この人たちの曲は、
もともとは80年代のニューウェーブに触発された作風で、
これまで18枚のアルバムを発表していますが、
その源流は今も変わらないと思います。
その時々のトレンドを作品に反映させていますが、
独特の作風は、他のどのバンドとも相容れないものであることが、
今日まで第一線で続いている理由ではないかと思います。

こういった独特さも影響して、ファンの方々も結構独特な雰囲気で、
ライブに行っても場の雰囲気になじみにくいのも特徴です。
大学の時に一度ライブに行きましたが、
あんなに黒々とした、ゴシック調の服装に彩られた客席は見たことがありません。
(「ゴスロリ」とかではありません。ガチの「ゴシック」です。)

更に驚くべきは、ボーカル・櫻井敦司のカッコ良さ。
この画像の時点で44歳ですが、
何をどうしたらこんなふうになれるのか、
遺伝子の出来を疑います。

今回紹介する「Django!!! -眩惑のジャンゴ- 」は、
それまでの作品では見受けられなかったラテンビートを導入し、
歌詞、曲、アレンジ、
すべてにおいてファンタジーに吹っ切った、意欲作だと思います。
「日本で一番ハロウィンが似合うバンド」(個人的所感)の、
ダークファンタジー色が満載の一曲です。
ハロウィンナイトにぜひどうぞ。

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