2017.12.02
スタッフブログ
冬は切なく
こんにちは。
若手女性陣にもきっちり怒られている、
事務所スタッフ・加藤です。
世間では12月に入り、すっかり冬めいてきました。
これから冷たい風が吹きすさび、
襟元から寒気が入り込むというのに、
うちの相方は「自転車で(会社に)行け」と、
「自転車代がもったいないじゃないか」とけしかけます。
こういうのも、巷で騒がれている
「かわいがり」にあたるんじゃないかと、
常々感じているのですが、いかがでしょうか。
さて、前回のブログで「釣りに行く」と書き、
次回は「釣果報告です」と書いていましたが、
大シケ予報が出たため、船長判断で中止になってしまいました。
そのため、釣り自体が延期になり、
釣果報告は次回に持ち越しとなります。
次回、何にも釣りに触れてなければ、
「ああ、釣れなかったんだ」と悟ってやってください。
それでは今日の一曲。
今日から3回にわたって、この時期ならではの宴会向けの曲を紹介していきます。
まずは一曲目。
40代前半の世代にとって、
この曲は宴会の心構えの代名詞と言ってもいいと思います。
とんねるず、1984年12月発売のこの曲です。
「一気」。
とんねるずについては説明不要であると思うので、
この「一気」という曲に焦点を当てていきますが、
この曲、何がすごいって、
作詞:秋本康/作曲:見岳章です。
そう、美空ひばりの「川の流れのように」を作ったコンビです。
この「秋本康・見岳章」のコンビは、
「一気」の後も、「雨の西麻布」、
おニャン子クラブの「恋はくえすちょん」(アニメ「あんみつ姫」主題歌)、
城ノ内早苗の「あじさい橋」など、
とんねるず/おニャン子関連でのリリースが続くわけですが、
この作曲家の見岳章さんは、
もともとは一風堂のメンバーで、
土屋正巳とともに活動していました。
この「一気」という曲自体は、
今これをリリースしようものなら、
世間で大バッシングを受けること請け合いの、
「一気飲みを助長する」典型の曲です。
決してうちの会社が飲み会で一気を助長することはないのですが、
多分、40代以上の世代には、
この曲で謳われている「飲み会の心構え」のようなものは、
結構強く根付いていると思います。
しかし、当の作家陣の二人も、この曲を作った5年後に、
あんなに壮大で美しい「川の流れの様に」という名曲を書くとは、
当の本人たちも、全く想像していなかったと思います。
この曲には、いくつかバージョン違いがあるようですが、
正直、どれが正規のバージョンかは聴いてもよくわかりません。
しかし、久々に聴いてみると、
当時のとんねるずのパワーは、ひしひしと伝わってきます。
考えてみれば、この曲の発表当時、私は小学4年生でしたが、
初めてこれをテレビで観た時に、「なんだこれは!?」と、
ものすごいインパクトを覚えました。
この曲は、レコーディングされたものではなく、
テレビ出演時の映像の方が圧倒的に面白く、
そして、とんねるずと言えば「オールナイトフジ」ということで、
こちらの画像を紹介します。
デビュー当時の荒削りなパワーを、お楽しみください。