2017.07.11
スタッフブログ
迷惑な凝り性
こんにちは。
加齢に抗えない、事務所スタッフ・加藤です。
連日の雨は梅雨ならではとはいえ、
もうそろそろ晴れ間が恋しくなってきました。
しかし、これからの季節の晴れ間と言えば、
イコール猛暑。激暑です。
結局、外に出ずに、家で過ごすことが多くなるわけです。
そんな時家でなにをするかというと、
大概、趣味に没頭しています。
と言っても、私の場合は二つしかありませんで、
シンセいじりか、もしくは料理です。
その中でも、料理については、
多少の理解が得られるのですが、時々度が過ぎ、
呆れられます。
例えば、TBS「チューボーですよ!」で
ラー油の作り方を見て、
「できそうだな」と思って材料をそろえて作ってみたのですが、
その様子を見た家族から、
「ウザ。」と言われたり。
美味しいリンゴジャムが食べたくて、
長野にいる友達からリンゴを箱で取寄せて、
残った皮でアップルティーを作ろうと、
皮を軒先に吊るして干したりして、
「そこまでしなきゃダメ?」と言われたり。
最近ですと、「美味しんぼ」で読んだ、
海原雄山が栗田さんのために作った、
「昔ながらのアイスクリーム」をやってみようと
必要な道具を集めてみたり。
妻から、「家に米村でんじろうがいるみたいだ」と言われ、
ちょっぴりションボリ。
「美味しいものが食べられたらうれしくないか?」と反論してみましたが、
「自分がやってみたいだけでしょ!?」と、
反論できないほどに核心を突かれたら、もはや何も言えません。
でもそれでもやるんです。
今日も反省の色なし。
それでは今日の一曲。
ちょっと大人っぽいチョイスを。
トッド・ラングレンが今年発表した新作
「White Knight」より、
「Chance For Us 」。
アルバムごとに作風も多彩なのが、
トッド・ラングレンの特徴でもありますが、
今回の作品は随所にひねりもありながら、
大人でなければできない、渋みのあるアルバムとなっています。
今回紹介したこの曲は、ホール&オーツのダリル・ホールとのデュエットですが、
他にもドナルド・フェイゲンを迎えて作られた、
トランプ大統領をお洒落に風刺する曲や、
トレント・レズナーとの共作も収録されており、
聴きどころが満載です。
中でもこの曲は、
往年のブルーアイド・ソウルの質感充分なダリル・ホールのボーカルが、
抜群の安定感で響き渡り、アルバムに更に引き込まれます。
映像で見ると、ホントに二人ともいいおじいちゃんになっちゃいましたが、
この安定感と迫力は、今の若手には到底真似できません。
夜、スピーカーの前で聴くもよし、深夜のドライブで聴くもよし。
まさしく大人のロックです。