2017.03.31
スタッフブログ
フランキーよ永遠に
こんにちは。
出だしのフレーズすら思い浮かばなくなってきた、
ポンコツ40代の事務所スタッフ・加藤です。
いよいよ来週は展示会です。
新商品を多数取り揃えて、
皆様をお待ちしております。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
それでは、今日の一曲。
今月は「ハウスミュージックの名曲たち」をテーマに
曲を紹介しておりますが、
この人を語らずして、
ハウスミュージックは語れません。
そして、本日、3月31日はこの人の命日です。
フランキー・ナックルズの名曲です。
「Keep On Movin’」。
もともと、ハスミュージックは、
なぜ「ハウスミュージック」と呼ばれるのかというと、
このフランキー・ナックルズが、
自身がDJを務めていたシカゴのクラブ「ウェアハウス」にて、
既存の曲をリミックスしてプレイしていた時のスタイルが源流と言われており、
当初は「ウェアハウスミュージック」と言われていたものが、
いつの頃からか、「ハウスミュージック」と呼ばれるようになった、
というのが定説です。
フランキーの影響を受けて、
シカゴを中心に次々と新しいスタイルのトラックが生み出され、
その生み出されたスタイルの中に、
デトロイトテクノやアシッドハウスなども含まれるわけですが、
このアメリカで発生した潮流は、
イギリスで起こった「セカンド・サマー・オブ・ラブ」にも触発され、
世界中に普及し、現在に至っております。
今回紹介する「Keep On Movin’」以外にも、
彼の楽曲にはハウスの名曲と呼ばれるものが多く、
2014年に彼の訃報が聞かれた時は、本当に驚きました。
また、生前はオバマ前大統領と交流があったようで、
彼の死に際して、当時、オバマ前大統領は、
ミシェル夫人と連名で追悼の手紙を送っております。
2004年当時、イリノイ州議会上院議員だったオバマ前大統領が、
シカゴにおいて8月25日を
「フランキー・ナックルズの日」として制定したという経緯があったようで、
交流もこの当時かららしいです。
日本人にはピンとこないですが、
それほどまでに、フランキー・ナックルズは
アメリカの黒人音楽に影響を与えていたわけです。
そんな彼の三回忌を紹介したいがために、
今月はハウスミュージックを主軸に据えたわけですが、
何度聴いても、彼の曲はカッコいいものが多いです。
ベスト盤も発売されていますので、
興味のある方は是非どうぞ。