2017.03.25
スタッフブログ
春は・・・
こんにちは。
思わせぶりなタイトルをつけておきながら、
書いてる時点では何も考えていない、
人生行き当たりばったりな事務所スタッフ・加藤です。
さて、本当に何も考えていないので、
このあと何を書こうか悩みます。
「春は…、何?」
「春は…、う~~~ん。」
色々考えましたが、何をどう考えても、
企業のブログにはふさわしくないネタしか思いつきません。
若手の皆様、
こんな大人になっては絶対にならないように、お願いします。
それでは今日の一曲。
「ハウスミュージックの名曲たち」と題した今月のテーマ、
2曲目はこれでどうでしょう。
ディー・ライトの大ヒット曲、
「Groove Is In The Heart」。
テイ・トウワが在籍したハウス・ユニットで、
1990年にデビュー。
CASIO FZ-1という解像度の低い、
ローファイなサウンドの出るサンプラーを駆使して、
ハウスミュージックに新しい質感を吹き込みました。
ビット数の低いサンプルが奏でる音の質感は、
ビートこそハウスミュージックのそれでしたが、
全体の聴感はヒップホップに近く、
また、PVにおける、
P-ファンクからの影響からくるサイケデリックな色彩感と相まって、
非常に大きなインパクトを残しました。
日本においても、メンバーに日本出身のテイ・トウワがいたため、
当時のメディアでも大きく取り上げられました。
この曲のヒット後、テイ・トウワとメンバーの間で
方向性にズレが生じたこともあり、
テイ・トウワは1992年に脱退、
ユニット自体も1996年に解散してしまうのですが、
その後、映画「チャーリーズ・エンジェル」(2000年)に使用され、
リバイバルヒットもしています。
確かに、このいい意味で軽いノリの曲は、
あの映画の雰囲気にはぴったりだと思います。
ハウスミュージックの視点から見ると、
先週紹介した「VOGUE」同様、
基本的にはブラックミュージックの系譜に沿った作風ではありますが、
「VOGUE」が、ストレートかつ典型的なハウスミュージックの王道的作風であるのに対し、
この曲はヒップホップやファンクなど、
よりディープなブラック志向が垣間見えつつ、
それを極めてポップな質感で表現しているのが、
この曲の特徴だと思います。
実はこの曲、前々回の弊社展示会から、
BGMのプレイリストに入っています。
4/5・6(水・木)の展示会においても、
どこかのタイミングで流れると思いますので
商品を吟味する間にでも、耳に留めてもらえたら幸いです。
皆様のお越しを、お待ち申し上げております。