2017.02.22
スタッフブログ
窓を見たらいつも雨降り
こんにちわ。
ちょっと現実逃避気味の、
事務所スタッフ加藤です。
今日のタイトルは、
吉田拓郎さんの曲、
「たどり着いたらいつも雨ふり」を
ひねってみたものですが、
元々、ブログを書き始めた当初は、
そうやって、曲のタイトルをモチーフに
タイトルをつけていようと思いましたが、
2回くらいで挫折したことを思い出し、
久々にやってみました。
今後も、思い出した頃に、
やってみようと思います。
もうすぐ3月、あったかくなることを待ち焦がれつつ。
と思ったら、雨降ってませんでした。
それでは今日の一曲。
そういえば、大好きなのに、
まだ紹介してなかったことを思い出しました。
私の中では、自分史上、最重要バンドの一つです。
New Order、1985年のアルバム、
「Low life」より、
「The Perfect Kiss」。
イギリスのバンドで、
ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの自殺後、
残されたメンバーとジリアン・ギルバートによって結成されたバンドですが、
このバンドについて語り始めたら、
たぶん2000文字では足らないくらい書き尽くせてしまいます。
この人たちの代表曲「Blue Monday」は、
昨今のクラブミュージックの基礎を作った楽曲の一つとして、
今も世界中どこかのクラブでプレイされています。
今回紹介する「The Perfect Kiss」は、
1987年のシングルベスト「Substance」に収録されたバージョンで、
「Low Life」収録のものとはアレンジが異なります。
ただ、イントロのアレンジだけで言ったら、
「Low Life」の方が好きで、初めてシンセを買って
打ち込みでコピーした際に、「全体はシングルバージョン、
でもイントロだけアルバムバージョン」でコピーして、
割と近い音ができた時に、ものすごく感動した思い出があります。
この曲に限らず、New Orderの曲は比較的コピーしやすいものが多く、
打ち込みで何曲もコピーしました。
素人でも耳コピで何とかなるくらいですので、シンプルさは折り紙つきです。
そういう点では、さすがパンク上がりだと思います。
今回紹介するMVは、スタジオでの生演奏ですが、
バーナード・サムナー(ボーカル&ギター)の
何とも言えないボーカルはさておき、
特筆すべきは、やはりピーター・フックのベース。
皆さんが知る「ベース」「ベーシスト」の概念を覆す、
ギタリスト顔負けの弾きっぷりです。
さすが、「ギタリストと勘違いしてるベーシスト」と
揶揄されるだけのことはあります。
こういうスタイルのベーシストは国内外探しても見当たらず、
打ち込みでも、さすがにこのベースの迫力だけは再現できません。
曲が進んで、7分ごろからはもうピーターの独壇場です。
ものは試しで、一度聴いてみてください。
私は大好きです。