2017.02.17
スタッフブログ
既聴感 ~時代は巡る?~
こんばんわ。
社内の年下の女性スタッフから
「ブログ読んでますよ」と言われて、
ちょっと顔つきがヘニャヘニャした、
単純おじさんの事務所スタッフ・加藤(42歳・厄年)です。
この「42歳・厄年」というのが誰のネタかわかる方、
仲良くなりましょう。
先日のバレンタイン、いかがでしたでしょうか。
私は、昨年同様、もらったチョコの数は
しっかりムスコ君(6歳)に負け、
ちょっぴり意気消沈しているところに、
ムスメちゃん(8歳)が、
「はい、ぱぱ。」とくれたチョコレートに、
うれしくて小躍りしていると、
好きな男の子にあげるのであろう
「本命」と思しきチョコは、
私にくれたそれよりも3倍ほど大きかった、
という見事なオチが待っておりました。
頑張れ、オレ。
それでは今日の一曲。
たまには最近のモノもいいかと思い、
これを紹介します。
Awesome City Club、
2017年リリースのミニアルバム、
「Awesome City Tracks 4」のリードトラックで、
「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」。
2015年にデビューして以降、ハイペースなリリースを続けておりますが、
王道的なディスコミュージックをベースに、
今風にしたアレンジが耳に残ります。
このバンドを含め、最近大ヒット中のsuchmosも含め、
「シティポップ」というカテゴリーに括られているようです。
で、今日のタイトルで「既聴感」という言葉を書いていますが、
なぜこれを書いたかと言いますと、
この「シティーポップ」というカテゴリに入っているらしいバンドを聴くと、
どのバンドにも、「耳触りもいいし新しいんだけど、
でもどっかで聞いたこともある」という感覚が残ります。
それはおそらく、どの年代のどの音楽にも、
何かしら感じるものなのでしょうが、
この年齢になって、聴いてる音楽が増えてきている分、
今までより余計に強く感じます。
で、考えた結果、
この「シティポップ」に対する共通した印象として、
『「渋谷系」「ニルヴァーナ」「テクノ」のうち、
どれか1つか2つが、必ずかすっている』という、
自分なりの結論に達した次第です。
で、これらに共通するワードが何かというと、
『90年代』。
’60年代~80年代までは、音の質感がどの年代においても特徴が顕著で、
イメージが連想しやすいと思っていたんですが、
自分が一番多感な時期だった’90年代については、
「どういう特徴であらわされるんだろうか」と、常々考えていました。
恐らく、この「シティーポップ」の流れが、
「90年代」の時代の質感を昇華させたものなのかもしれない、と思うわけです。
加えて、このAwesome City Clubについては、
私なりに感じた既聴感がもう一つ。
何かというと、’80年代のバンド、「SHI-SHONEN」。
サウンドの質感は全く違うのですが、
「オシャレで耳触りのいい、
シンセをフューチャーした、きらびやかなシンセ・ポップ」という点で、
イメージが合致したわけですが、いかがでしょうか。
ここまで読んでいただいて、
言いたいことがわかってもらえた方、
お友達になりましょう。
この曲の2コーラス目、
サビ直前の「うそつき」のフレーズに、
魂を引っこ抜かれそうなダメおじさんですが、よろしければ・・・。