2016.12.16
スタッフブログ
ジレンマ感じて
こんにちわ。
タイトルセンスが既におっさんクサい、
事務所スタッフ・加藤です。
早いもので、今年もあと16日で終わります。
振り返ってみると、結局、
「大したことはしていない」というのが毎年思うところであるわけですが、
そこを反省しているかと言えばそうでもないところが、
私の短所であり、長所でもあるかと思います。
と、落語のマクラみたいな語り口から始まるわけですが、
それにしてもさむいです。
この寒い中でも、自転車通勤できるときはしているわけですが、
30分も自転車をこげば、それなりにあったかくなるわけでして、
会社に着いてしばらくすると、
ジンワリながらも汗をかきます。
そしてそのあと、外で掃除でもしようものなら、汗が冷えて余計寒いわけでして、
それがもとで風邪をひきそうになるという、
何とも悩ましいジレンマを抱えている今日この頃です。
ちなみにこのジレンマという言葉、
1987年に放送された
「スケバン刑事Ⅲ」で流れていた、
中村由真が歌う「ジレンマ」という曲で、初めて覚えました。
今日はそれが言いたかっただけです。
それでは今日の一曲。
初めて聴いたのも、ちょうどこの時期でした。
フェアチャイルド、1989年リリースのアルバム「ウクレレ」にも収録されたシングルで、
「小さな星」
本人は消したい過去のように語っていますが、
タレント・YOUがボーカルとして在籍していたバンドの曲です。
1988年に、元SHI-SHONENの戸田誠司によって結成されましたが、
デビューはなんとポニー・キャニオンのTENTレーベルからで、
初期のテクノポップ路線もうなずけます。
このフェアチャイルドというバンド、ドラマやCMでも曲が使われ、
当時は一定の知名度を得ていたわけですが、
YOUがあまり語りたがらないせいか、今となっては曲も手に入りにくく、
再発もないことから、この曲もレア曲扱いです。
今日紹介するこの「小さな星」は、
作詞がヒカシューの巻上公一。
やっている音楽こそテクノポップつながりではあったにせよ、
ヒカシューの演劇チックな、胡散臭い曲調と歌詞からすると、
よくまあこんなかわいい、
メルヘンチックな歌詞が書けるもんだと感心したものです。
PVがいかにも80年代の雰囲気ですが、YOUのカワイさは本物です。
この何年か後、ダウンタウンにTVで鼻の穴をおっぴろげられるような羽目になるとは、
全く想像してなかっただろうと思います。
10年ほど前に、私、東京・恵比寿駅でYOUとすれ違ったことがありますが、
細さと顔の小ささはハンパでなく、ただ歩いているだけなのに
芸能人オーラは充分でした。
そんなこともつぶさに思い出す、今日のこの一曲です。
検索してみたら、ライブ映像もあったので、
併せて聴いてみてください。
<PV>
<ライブ映像>