2016.10.20
スタッフブログ
Rest In Peace…
こんにちわ。
事務所スタッフ・加藤です。
今年は、どうしてしまったのかというくらい、
ミュージシャンの訃報が多いです。
年初のデヴィッド・ボウイに始まり、
グレン・フライ(元イーグルス)
キース・エマーソン(EL&P)、
ナタリー・コール、
プリンス、
モーリス・ホワイト(アース・ウィンド&ファイアー)、
ジョージ・マーティン(ビートルズのプロデューサー)、
富田勲、
その他、認知度の度合いを問わず、
音楽関連の方々の訃報が本当に多いです。
そして先週、また、私の好きなミュージシャンが他界いたしました。
Boom Boom Satellitesのボーカル・ギター、
川島 道行さん。
2015年に5度目の脳腫瘍が発見され、
車いすでの不自由な生活を送りながら、
今年6月にラストシングル
「Lay Your Hands on Me」を発表し、
10/9(日)に、47歳の若さで亡くなられました。
ベースとプログラミング担当の中野雅之さんとバンドを結成し、
1997年に、ベルギーの名門テクノレーベル、
R&Sよりデビューした際、初めて聴いた時に、
「これは日本人の音ではない」と衝撃を受けた覚えがあります。
(おそらく)サンプル主体で構築されたリズムパターンに、
時にストレートに、時に複雑に編集されたギターが絡む、
日本人離れしたサウンドに、一気に虜になったものです。
川島さんの訃報を受けて、バンドは解散となり、昨年発売された、
「Shine Like Billion Suns」がラストアルバムとなりましたが、
これからも私は、彼らの作品を聴き続けることでしょう。
川島さんのみならず、
ミュージシャンの作品は永遠に残ります。
作品の良し悪しは別として、どの作品にも、
その時代の技術や空気が反映されています。
そんな数々の作品を残してくれた故人たちに、
改めて敬意を表します。
R.I.P.
それでは今日の一曲です。
Boom Boom satellitesの2015年発表のシングル、
「A Hundred Suns」。
夕日をバックに映る川嶋さんがカッコよくて、切なくなりますが、
曲自体は本当にカッコ良いです。