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2016.09.09

スタッフブログ

Happy 909 Day!! そして番宣。

Happy 909 Day!! そして番宣。

こんにちわ。

テクノ大好き中年、
事務所スタッフ・加藤です。

世間では、今日は「救急の日」というらしいですが、
私、いや、世の中のエレクトロニックミュージックのファンの間では、
「909の日」です。

わけがわかりませんでしょ。

ここでいう「909」とは、
ローランドが1983年に発売したリズムマシン、
「TR-909」を指します。

ルックスはこんな感じです。
TR-909_T_600_FNL_A

この機材がどれだけ重要かというと、
大雑把にいうと、
「この機材があったから、今のダンスミュージックがある」といっても
言い過ぎではないのです。
本来言いたいことの9割を端折って書きますが、
今のダンスミュージックやJ-POPで聴かれる、
プログラミングで作られた殆どのドラムパートの音は、
この機材から出てくる音がベースになっているのです。

今日はそんな「TR-909」の偉大さを語る日でもあります。
ミュージシャンの間でも、「909の日」を
祝う書き込みが、FBやTwitter,インスタグラムなんかでも散見されます。
『だからなんだ』と言われればそれまでですが。

ということで、今日の一曲。
この「TR-909」の世界一の使い手と言えば、この人です。
ジェフ・ミルズ、2012年リリースのこの曲、
「Where Light Ends」。

この人の作る楽曲は、リスニングというよりはフロア向けのトラックが多く、
スピーカーの前でジッと聴き込むのは、
よほど好きな人でなければ苦しいかもしれません。
デトロイトテクノ黎明期から活躍するミュージシャンの一人で、
「ハードミニマル」というスタイルを確立した人でもあります。

また、この人はDJとしても世界的に有名なのですが、
そのスタイルは極めて独特です。
通常、DJで使用するターンテーブルは2台なのですが、
この人に限っては、3台使用します。
そこに、上述のTR-909を中心に据え、レコードを回しながら、
リアルタイムにリズムをプログラミングし、
ミキサーを操作しながら、何時間でも曲をつないでいく、という、
離れ業をやってのけるその姿は、
「宇宙人DJ」という異名が、ぴったり当てはまります。
以下の画像で、その超絶プレイの一端が確認できます。

そんなジェフ・ミルズが、9/11(日)午前9時、
テレビ朝日系列「題名のない音楽会」に出演します。
数年前から彼が提唱している、
「クラブミュージックとオーケストラの融合」
(爆音でクラシックを聴くので、『爆クラ』というらしいです)を
実演するのですが(しかも2曲!!)、
「誰が観るんだこれ」というのが率直な感想です。
先日、Mステにもアンダーワールドが出演しましたが、
最近のテレ朝の企画とキャスティングの妙には、驚きっ放しです。

以下、番組のURLですので、ぜひご覧になることを、おススメします。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2015/contents/Broadcast/cur/

以上、今日は番宣の日でした。

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